私たち人間には生きている限り、誕生から現在まで、また、太古の昔から現代まで、変わらずに続けなければならないことがあります。それはこの地球上どこの国においても、避けては通れない課題であると同時に、こころの充足や喜びにもつながるすばらしい営みです。それが「食する」ということであり、国や企業には食糧確保に努める責務があります。 ところがいま、日本における食糧自給率は40パーセント近くまで下回っています(農林水産省2006年発表数値)。日本の食品業界や小売業は、国内の少子高齢化による販売力低下を懸念していますが、世界的な人口は著しい増加傾向にあり、それは環境破壊と食糧、エネルギー不足を招く大きな課題です。 いま、この世の中にどれだけ本当に安全で新鮮な食材があるのでしょうか? そして今後これらが確保され続けることができる保障があるのでしょうか? 一時的なムードやイメージではなく、大局的に、科学的に、私たち『アグリフューチャー』は、農業開発者や医療関係者、事業者や行政のかたがたとともに、食の未来と、人とさらに人と共存する生物の持続的な健康を考え、新しいソリューションを提供します。